読書

『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を読んだ

最初のほうは多少気持ちはわかるものの、途中からホールデンのだめさが目立ってきてイライラした。そう思えるってことは、自分の青さもちょっとは抜けたということかもしれない。 もうティーンエイジャーじゃないしなー。世の中みんなが馬鹿に見える病気にか…

『阿修羅ガール』を読んだ

奇抜ないろいろは本当に物語に必要だったのかな。三島由紀夫賞の選考委員のひとが怒るのもしょうがないと思う。 ぼくはキリスト像をおしっこに浸した代物をほめている人は、別にそれが美しいからじゃないと思う。「いろんなものに浸してみましたが、おしっこ…

社会からはみでた団体のおはなし

日本の社会のはなしが読みたくて文庫本を二冊。読んでみたら似ていた。 社会からはみ出た人達はそれを当然のように思っていて、外の人達とマスメディアは異常性を強調し普通を無視して、主人公がその両側を出入りしている数少ない人物になっている。もちろん…

『暗闇の中で子供』を読んだ

暗闇の中で子供 (講談社ノベルス)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/09/06メディア: 新書購入: 8人 クリック: 38回この商品を含むブログ (202件) を見るちょっと壊れすぎ。

『Free Culture』を読んだ

Free Culture作者: ローレンス・レッシグ,山形浩生,守岡桜出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2004/07/23メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 93回この商品を含むブログ (94件) を見るあるいはLessig先生の『我が闘争』か。 丁寧な議論と豊富な事例が鈍器のよ…

『万物理論』を読んだ

万物理論 (創元SF文庫)作者: グレッグ・イーガン,山岸真出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2004/10/28メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 167回この商品を含むブログ (269件) を見る島に行くあたりで読み止まってて、実を言うと順列都市も途中で止まって…

『グランド・フィナーレ』を読んだ

しばらく前に文藝春秋(新聞紙みたいな紙の雑誌)を買って、今日になってやっと読んだ。

たしかに舞城王太郎はおもしろかった

http://d.hatena.ne.jp/solar/20041215#p1で紹介されている中から三冊読んだ。 煙か土か食い物 (講談社文庫) パーク・ライフ (文春文庫) インディヴィジュアル・プロジェクション (新潮文庫) このなかでは『煙か土か食い物』が一番おもしろかったな。