『A』を観た

森達也オウム真理教についてのドキュメンタリー。文庫だけ読んで映画のほうを観ないのはどうかと思ったので。
あらい編集と唐突な BGM くらいで、ナレーションや説明がほとんど無いことと、映像というメディアの情報量の多さで、本に比べるとかなり生々しくて気持ち悪い。オウムもマスコミも警察も女子大生(?)も破防法適用を訴える人も、それぞれ気持ち悪い。
あと、職務質問から「公安がわざと相手にぶつかって転倒し「公務執行妨害だ!」と逮捕する<ころび公妨>」の流れは本当に酷い。そりゃ森達也もテープ渡すよっていう。